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転学部、転学科は就活にどう影響するのか?


気になる学生さんも多いのではないでしょうか。 実際、転学部転学科に限らず、多浪・留年(を含んだ留学)などは面接時に説明を求められる機会が多いかと思います。


そこで今回は転学部・転学科をした場合の客観的な印象について書いていこうと思います。


なぜ転学部・転学科をしたのか?


面接の際に、ほぼ確実に聞かれるのがこの質問です。


特に、面接官によっては根掘り葉掘り聞かれる場合もあります。とはいえ、転学部転学科をしたこと自体は必ずしもマイナスになるわけではありません


例えば、「理学部⇒工学部」や「経営学部⇒商学部」など動機が分かりやすく、ポジティブな転学部の場合、マイナスに思われることはまず無いでしょう。よほど畑違いの学部・学科への移動でもない限りほとんどは形式的な質問で終わるかと思います。


では、畑違いの学部移動の場合はどうなのでしょうか?


「文転」と「理転」の印象の違いとは?


まさに「文転(理系⇒文系)」と「理転(文系⇒理系)」がそうです。


これは文系から文系への転学部、理系から理系への転学部とは大きく印象が異なります。よほどの理由があったのだろうと捉えられるからです。


例えば、「2年次、3年次から文転(理系⇒文系)した」と聞くとどういった印象を受けるでしょうか。もちろん「文系の学科に興味が移ったから」という人もいるでしょう。


しかし実際には「理系が向いていなかったから文系へ」という人も多いのではないでしょうか?


厄介なのがこのパターンです。面接時に理由を聞かれて、ポジティブな動機を取り繕っても成績証明書を見られてしまえば一目瞭然だからです。理系時代の成績が良ければともかく、そういう学生はまずネガティブな理由で文転はしません。


その一方で、「理転(文系⇒理系)」となると印象が180℃変わってきます


例えば、「文系の情報系学部から理系の情報系学部へ移動した」と聞くとどうでしょう。より高度な専門知識を得るためのポジティブな転学部という印象を受けませんか?


ここに理系と文系の根本的なイメージが表れているように思います。文系には文系の、理系には理系の専門性があるので本来比較すべきものでは無いのですが、世間のイメージはやはり「理系のほうが難しい」と思われているのが現状です。


また文系から理系への転学部は、理系のカリキュラム上、敷居が高いということもあります。文系学部で成績の悪かった学生が理系学部へ移動することはまず不可能だと言えます。


つまり、自身が行った転学部転学科がステップアップと思われるか、ステップダウンと思われるか、それによって印象がまったく変わってしまうということです。では客観的に見てネガティブな転学部・転学科を行った場合はどうすればいいのでしょうか。


実際のところ、ネガティブな動機での転学部・転学科をポジティブなものに見せかけることは難しいです。先ほども書いたように、成績証明書を見られてしまえば一目瞭然だからです。


それよりも、事実は事実として認めつつ、学部学科を変わったことで得られた経験やメリットなど前向きなエピソードを話した方が印象が良いように思います。


そして一つ言えることは、自分自身の向き不向を理解し、転学部・転学科という大きな決断をしたことは決してマイナスなことではないということです。それが出来ずに何度も留年を繰り返したり、結果的に退学してしまう学生も少なくありません。


その点において、動機はどうであれ悲観的になる必要はまったくありません。